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セローのクラッチが重い
こんなクレームが奥さんからきました。確かに握ってみると重い。といってもMT-09ほどではないですけど。ちょっと調べたらクラッチワイヤーのグリスアップである程度解消される場合があるようなので早速試してみました。
MT-09も重たいなと思っていたのでやったことないけど、大した作業でもなさそうだしセローと、MT-09 の両方2台まとめてやってみました。
ワイヤークリーニング、グリスアップ必要なもの
必要なものというか使ったものです。
ワイヤーグリースはもちろんヤマルーブにしました。大きいサイズと小さいサイズがありましたが、サイズ違いでも価格はあまり変わらないので大きい方を選択しました。
ワイヤーインジェクターはいろいろありましたが、購入するとき一番安かったデイトナ製のやつにしてみました。結果的には使い方も書いてあって選んで正解(比べてないからわからないですが用途としては使えた。)でした。
ちなみにKURE5-56は、家にあったものです。なかなか減らない。
セローのワイヤーメンテ
1.まずはクラッチワイヤーをレバーから取り外します。
ワイヤーガード?のようなゴムはくっついて2つから成り立っていたんですね。それに気づくまでに少々迷いましたw
一回クラッチを握ってワイヤーをもう片方の手で押さえてクラッチを離すとクラッチレバーから取り外しやすかったです。
ナックルガードは邪魔でしたw
2.デイトナのワイヤーインジェクターを説明通りに取り付けます。
ここはだれも迷わないでできるはず!
3.エンジン側のワイヤーにウエスなどでガード
エンジン側の方は狭くてうまく写真が取れませんでしたが、タオルを置いておきました。
上からスプレーした液体がここから流れでます。
4.ワイヤーインジェクターの穴にスプレーの先端を入れて吹き付ける。
最初にKURE5-56をぶち込むとワイヤーの汚れ(黒い液体)がエンジン側の方から出てきます。結構汚れていました。どうせ余っているし気が済むまで拭いておきました。
ワイヤーを上下にごしごし、しこしこと動かしたりしてから、またスプレーしてって感じです。
KURE5-56が気が済んだら、お待ちかねのワイヤーグリースで同じことをする。
こっちはエンジン側からでてくるくらいでいいと思います。あまりやっても意味がなさそうなのでもったいないですwまぁこちらもなかなか使いきれそうにないですけどね。
5.クラッチワイヤーをレバーに戻す
クラッチレバーからワイヤーを外した時に仕組みが分かりますのであまり苦労はないと思います。
セローのワイヤーメンテ結果
結果は明確で超超超軽くなりました。ここが原因だったのかって明確!!
なんでこんな簡単なこと今までやらなかったんだと思いました。
奥さんごめんなさーい!!
MT-09のワイヤーメンテ
続いてMT-09も同様にやっていきます。
やり方はセローと全く同じ。ナックルガードが無い、エンジン側のワイヤーが外にあって分かりやすい分明らかにMT-09の方が簡単でした。
こんなに汚い液体(グロ注意)が出てきます。これは期待できる。
MT-09のワイヤーメンテ結果
超軽くなった・・・・・
と言いたいところですが、こちらはあまり違いが判らなかったです。
そもそもとしてクラッチが固いからなのか??クラッチの硬さという意味での効果は分かりませんでした。
まぁグリスアップは必要みたいなのでよしとします。
次回、MT-09クラッチを軽くする
セローだけクラッチが軽くなって悔しいので次なる手としてMT-03のプッシュアップレバー(クラッチを握るとエンジン側のレバーが稼働する部品)に交換することで若干クラッチが軽くなるとのこと。
値段も安いしやらない手はない!!とりあえず次回MT-03のプッシュアップレバーに交換してみます。
いろんなところで紹介されてますので今更ですwww
早くやればよかったと思えるくらいの違いが出ることを期待してすでに購入済。
工具含めても3千円くらいだしやってみる価値がありそうです。