前回の投稿でMT-09とセローのクラッチワイヤーのグリスアップでクラッチが軽くなるかと思ったMT-09ですが、あまり効果は得られませんでした。セローは劇的な効果がありましたよ。
そもそもとして、MT-09のクラッチは少し重めなんだと、この時再認識しました。
あと握力が落ちたこと・・・
MT-09のクラッチの硬さについて調べてみると意外と苦戦している人がいてそれとともに改善方法を紹介してくれている人もかなりいました。
超今更ですが、私も皆さんの紹介方法を真似てクラッチのプッシュレバーをMT-03に変更してみました。どんな感じに変わるのか興味津々で我慢できなかったw
あと、交換も簡単そうですし、コストも工具を入れて3000円くらいです。
MT-09プッシュレバーの交換準備
まずは準備からですね。MT-03のプッシュレバーを購入します。プッシュレバーを交換する際、ナップリングプライヤーなるものが必要になります。私はこの工具を持っていなかったのでこれも購入しました。あとこれをやってみようと思っている人はすでに大抵の方が持っていると思いますが、スパナが必要になります。なくてもできなくはないと思いますけどねw
MT-09プッシュレバーの交換
MT-03のプッシュレバーとスナップリングフライヤーが届いたらもうあとは作業するだけです。
普段まじまじと見ることのないプッシュレバーをまじまじと観察します。
ポイントはそれぞれの丸で示したところです。
終わってみれが下記の順番がいいと思いますが、2.3.4の順番はなんでも大丈夫です。
2番はやらなくても実際できると思います。
- クラッチレバーの遊びを大きくしておく
- 青丸を緩めてクラッチワイヤーを自由に動かせるようにする
- 黄色丸の爪を起こしてワイヤーとレバーを分離する
- スナップリングフライヤーでリングを取り外す
- 交換する
- 同じ手順で元に戻す
MT-09プッシュレバーの交換効果
あまり変わらないと言う人もいるようですが、私的には結構変わった感じです。事前にクラッチワイヤーのグリスアップもしたからってのもあるかもです。これをやってもあまり効果が分からなかったという人は合わせてクラッチワイヤーのメンテもしておくといいかもです。
クラッチが軽くなったほかに半クラのつなぎ方がマイルドになりました。これもいい意味です。
半クラ加減を調整しやすくなったという感じでしょうか。全体的に乗りやすくなったという印象です。
始めていじった部分だったけど30分くらいの作業だったし、もっと早くにこのMT-03のプッシュレバーに交換すればよかったなぁと思います。
そもそも、クラッチが多少重いのはしょうがないと思っていたので検索すらしてなかったですけど・・・
MT-09のクラッチに悩んでいる人は試してみるといいと思います。元の状態に戻すのもそんなに大変でもないですし、工具入れても3000円程度。MT-09の納車とともに変更してもよいカスタムだと思います。